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2005年8月4日(木)
逆恨み 1

小学校4年生の頃からでしょうか。

毎日毎日学校から家に帰ると、猛ダッシュで町内にあるロケット公園に集合し、

雨の日以外は暗くなってボールが見えなくなるまでやわ野球をしてました。

そんな日々が5年位続いたと思います。

そのロケット公園というのは、市営住宅のまん中にある公園です。

三角形の形をしていて、一辺が30M位でしょうか。

三角形にそってヒバが植えてあり、それを超えるとホームランです。

小学校高学年になると5打席連続ホームランとかなってしまうので、

金属バットは禁止にし、プラスチックバットのみにしました。

それでも、5打席に1回位はホームランになってしまいます。

先ほども書きましたが、市営住宅に囲まれた公園なので、

「ホームラン=市営住宅の民家の畑にボールが入る」って事です。

みなさん作物やら植えてるので、そりゃぁいい顔はしませんでしたよ。

ボールを取りに行って、窓から怒られた事など数え切れないほどありました。

なんせ、5年間も毎日野球をやっていたのだから、事件もありました・・・

あれは一生忘れられない事件です・・・

今でも思い出すたびに体が「がくがく」と震えだします。

前ふりだけでだいぶ長くなったので、続きは明日書きます
(実はネタの温存w
2005年8月5日(金)
逆恨み 2

昨日の続きを書きます。


ある日、いつものように野球をやっていると、ファールが強烈なライナーで窓ガラスに当たり、

跳ね返って畑に入りました。

そこの家が、雷おやじのいる要注意箇所だったのです。

雷おやじは昼間でも結構家にいる事が多いです。

友達がおそるおそるボールを取りにいったら、

はい。とっつかまりました。

そこにいたメンバー6人全員呼び出され土の上に正座をさせられました。

30分位説教をくらいました。

ひどい事をかなり言われましたね。

謝れと言うから、「ごめんなさい」と言うと、

「ごめんで済んだら警察いらねーんだよ(゚д゚)」とか・・・

あんたは小学生かよ('A`)

しまいには、「お前らみたいのが将来犯罪者集団になるんだろうな」ときたもんだ。

(#`皿´)/ カチーン。

頭にきましたよ。

そうかいそうかい。

じゃあ、あんたに対してだけの犯罪者集団になってやろうじゃないか凸(`△´#)

という訳で、次の日から復讐の日々が始まりました。(ちゃっちい復讐だけどw

第3部へ続く

2005年8月6日(土)
逆恨み 3


-復讐第1日目-

時間は22時頃だったと思います。

野球はいつも6人でやってましたが、小学生でこの時間に出てこれるのは4人です。

まず小さな石を広い、奴が住む家の屋根に石を投げました。

「こーん」という小さな音と、「ころころころ」という小さな音。

気づいてるかどうかわからないけど、3回位投げてその日は終了しました。


-復讐2日目-

この日も集まったメンバーは4人。

昨日より多少大きめの石を拾い、屋根めがけて投げます。

毎日野球をやってるだけあって、30M位離れた所から投げても100発100中ですv

昨日と違うとこは、石がでかくなったこと、投げた回数が増えたこと、

そして不思議そうに窓から人が顔を出した事です。


-復讐3日目-

この日も集まったメンバーは4人。

昨日より大き目の石(かなり重い)を拾い、屋根めがけて投げます。

毎日野球やってる人間でもこの石は屋根のすぐ下からじゃないと届きません。

窓に当たったら間違いなく割れてしまうので、近くから投げます。

昨日と違うとこは、石がでかくなったこと、投げた回数が増えたこと、

家との距離が近くなった事、

そして人が家の外まで出て辺りの様子をうかがっていたことです。


-復讐4日目-

この日も集まったメンバーは4人(2人は親が厳しく絶対出てこれない)

時間は22時位だったでしょうか。

今日は石を拾いません。

家の電気が消えていたのです。

あれ?

作戦変更です。家の前にまで行ってみます。

小学生が一度はやったことがある「ピンポンダッシュ」をやってしまいました。

4人で全速力で逃げて、振り返ってみると、家の電気がついていました。

昨日と違うところは、石を投げなかった事、家の電気が消えていた事、

家のすぐ近くまで接近した事、ピンポンダッシュに変更した事です。


-復讐5日目-

昼間作戦会議を立てました。

友達の一人から、郵便受から爆竹を投下しようと提案がありましたが、

それはほんとうに犯罪に近いので、おいらの一存で却下しました(^^;

で、今日もピンポンダッシュという結論に達し、復讐最終日に向かいます。

「最終日」と書きましたが

今日で復讐を最終日に最初からする予定だった訳ではありません。

結果として、この日を最後にせざるを得なかったのです・・・

今日で完結にしたかったのですが、またしても長くなってしまったので、

全4部構成でいくことにしますw

2005年8月7日(日)
逆恨み 4

-復讐5日目-

雷おやじの家の息子が、同じ小学校に通っていた(何才か年下)ので、

父親の職業を聞きました。

運送業をやっているそうです。

夜走る事も多く、安眠を妨害する者には家族であろうと容赦なく叩き潰すそうで・・・

そんな事情もあり、夜は大体早くに家族そろって就寝するそうです。


時はいつもと同じく22時頃。

いつものメンバー4人が集結しました。

裏の居間の窓を見てみると、昨日と同じく電気が消えています。

ちょっと安心です。

寝ているのなら、こっちが見つかる(とっつかまる)リスクも少なくなりますからね。

ただ、ひとつ過去4日と明らかに違う点がありました。

玄関の電気がついていたのです。

あれ?

消し忘れ?それともトイレ?

いや、トイレの電気は消えています。 玄関の電気だけがついているのです。

だとしたら、考えられる事は一つ。

雷親父が仕事で出ていて、夜中に帰って来る為電気をつけているのでしょう。

ますますリスクが減りました。

そして緊張感もほとんどなくなりました。

復讐をする相手がいなくなったので、

もはや本日の集まった意義もなくなったようなもんですが、

せっかく集まったので、一回だけ「ピンポン」をして帰ろうという事になりました。

4人で、話をしながら家に前につき、「ピンポンダッシュ」の過程である

「ピンポン」を押した瞬間です。

ものすごい勢いで玄関の戸が開きました。

やられた!!

いや、

























殺られる!!










雷おやじと目があいました。

その顔色は、赤鬼より赤く、その形相は、般若より怒り、

上はランニング、下は柄パン一枚、そして右手には「
金属バット」を持っています。

どんなに文で表現しても、あの怖さは100%伝える事は不可能でしょう。

反射的に4人は、違う方向に走って逃げました。

100M位無我夢中で走り、後ろをちらっと見てみると、

間違いなく私を追っかけてきています。

なにぃぃぃぃ!

「おいらが標的かっ」

捕まったら、金属バットで全力で殴られる!

これは絶対間違いないと勘のにぶい人でもあの形相を見れば感じるはずです・・・

無我夢中で逃げました。

150M位全力で走った後、十字路を左に曲がり、

民家の物置の影に大きなふきの葉があったので、

その下に隠れました。

約3秒後に、金属バットを持った赤鬼は目の前を走りぬけていきました。

その後どうやって、家に帰ったのか覚えてません。

人生で最大の恐怖に襲われた4人は、2度とその公園で野球をしなくなりました。

雷おやじの家の周辺に近づく事さえ出来なくなりました。

今でもあの鬼のような形相は忘れる事が出来ません。


何時から待ち伏せていたのかは、わかりませんが、

自分達4人の為に玄関に金属バットを持って潜んでいる様子を想像すると、

当時は体の震えが止まらなくなりました('A`)


若気の至りという事で、今回の件は多めに見てもらいたいと思います。

そもそも、理不尽な説教を喰らわした雷おやじが悪いしね。

ぁ。それがタイトルにある、逆恨みって事になるのかなぁ・・・_| ̄|○

以上4部作「完」